強い寒気が押し寄せ雪の降る1月下旬のある寒い日の未明、斐川町で建物火災がありました。
新聞配達に訪れた配達員の男性が、住宅の倉庫からの煙とにおい、そして住宅用火災警報器の鳴動で火災に気づき、販売所に連絡、駆け付けた職場の同僚とともに、119番通報や家の人を起こして火災を知らせるなど、火災対応の初動において被害を軽減する重要な役割を担っていただきました。
献身的な行動に対する感謝の気持ちをお伝えするため、斐川消防署にお二人をお招きして、消防長から感謝状を贈呈しました。
この火災の出火場所には、古くなった石油給湯機器があり、そこから火が出た可能性があります。燃焼機器が老朽化して異常な燃焼をするなどしたときには、火災の原因になることがあります。古くなった機器は買い替えたり、業者の点検を受けたりするなどの対策を講じることで、火災を未然に防ぐことにつながります。各ご家庭でお使いの燃焼機器を、定期的に確認してみてください。