令和5年4月に採用された新規採用職員6名は、現在、島根県消防学校(松江市乃木福富町)に於いて、8か月間の初任総合教育課程に入校しています。
島根県消防学校では、県内消防本部から集まった42名が全寮制のもと、消防職員としての基礎的な知識や技能、体力を身につけます。
学校生活の半分を経過した今の様子をインタビューしましたので、ご覧ください。
この日は、初めて救助服に袖を通し、照れくさそうな表情の半面、頼もしさがうかがえる6名でした。
Q1 他の消防本部の仲間との学校と寮生活はいかがですか
A1 訓練など様々な場面で助け合いながら、厳しく、楽しく仲間と過ごしています。
日に日に信頼関係が深まってきています。(高木智康学生)
Q2 想像していた「消防学校」、現実はいかがですか
A2 実践的な訓練だけを想像していましたが、基礎や仕組みなど基本的なことを学ぶ時間が多いです。
教官の方々には社会人として、公務員として、そして消防人として徹底的に教えていただいています。
課外でも優しく教えてくださいます。(園山 温学生)
Q3 週末の時間をどのように過ごしていますか
A3 身体をしっかり休めることを心掛けています。
ランニングやキャンプなど自然の中で心身のリフレッシュも楽しみのひとつです(加藤 光学生)
Q4 消防吏員になって分かったことを教えてください。
A4 これまでは「命の危険性」を知る機会がなく、なんとなく生活していました。
他人の命を助けることは危険が伴うこと、自分の命も危険と背中合わせであることを知りました。
(加納 陸学生)
● 目の前で困っている人を迅速に、完全に助けることのできる消防士を目指します。
消防学校生活一日一日を大切に、仲間と力を合わせ精一杯学びます(髙橋美帆学生)
● 住民のためにここ消防学校で、知識、技術、体力を鍛え、頼られる消防士を目指します。
(伊藤晃汰学生)
最後に、消防士を目指す若者へのメッセージをお聞かせください。
人の命に係わる尊い、やりがいのある仕事です。消防学校に入りあらためてそう認識しました。
だからこそ、勉強し続けること、最後まであきらめずやり遂げることが大事であると思います。
以前に受験したけど不合格だった、小柄だから無理だろう、力のない女性だから無理だろう・・・全くの思い込みです。2度目の受験で合格しました、女性でもできることがたくさんあるし、女性だからできることがたくさんあります、私たち6名の後輩になってくれる職員を待ってます。