皆さん、こんにちは。出雲消防署本署 高度救助隊です。
令和6年2月16日に島根県消防学校の訓練施設をお借りして、濃煙熱気下での火災救助活動技術の習得と、火災状況に応じた放水技術の習得を目的とした実火災対応訓練を実施しました。
訓練では、一般住宅(2階建て)から出火し、逃げ遅れた人がいるという想定で、実際に可燃物を燃焼させ、実際に火災現場に近い濃煙熱気下を再現させ実施しました。これにより、屋内進入し濃煙熱気を感じる現場に出たことがない隊員にとって火災現場での屋内進入の疑似体験をする貴重な機会となりました。
全国的に火災件数は減少傾向にあるものの、災害はいつ起こるかわかりません。我々高度救助隊もいつ起こるかわからない災害に対し、常に対応能力の向上が求められていきます。
刻一刻と状況が変化する「安全・確実・迅速」な活動ができるよう今後も研鑽に努めてまいります。