みなさんこんにちは。出雲消防署本署 高度救助隊です。
令和6年9月26日、10月3日に出雲市大津町斐伊川放水路資材置場をお借りして、土砂災害現場での安全、確実、迅速な救助活動技術の習得を目的とした土砂災害救助対応訓練を実施しました。
訓練では、土圧や安息角等の土砂災害時の基礎知識の確認を行った後、土砂災害現場想定訓練を行い、「内堀り」と呼ばれる救出方法を実施しました。要救助者には全方位から土圧がかかっているため、四方を板で囲むことにより要救助者にかかる土圧を軽減させるとともに、土砂の再流入を防ぐ救出方法です。要救助者の周囲で活動する隊員は、作業効率が低下しないよう交代を繰り返し救出活動を行います。
私たち高度救助隊は、今後も土砂災害をはじめ、あらゆる災害に安全・確実・迅速に対応するため、日々訓練を実施していきます。