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消防署の活動紹介

消防隊の活動

 消防隊の仕事は何といっても火災から市民の生命を守ること!そのために日夜訓練に励んでいます。
 消火活動の際には燃えにくい素材できた防火衣を着装します。火災の煙や有毒ガスから身を守るための空気呼吸器も合わせると重さは約20kg!安全に活動を行うためにもトレーニングは欠かせません。
 火災出場のほかにも、車からの油漏れなどに対応する「警戒出場」、救急隊と協力して救急活動を行う「救急支援出場」などにも出場します。
 また、火災が発生したときは、今後似たような火災を起こさないために原因を調査し、報告する「火災原因調査」も消防隊の大切な仕事です。

警戒出場の写真 救急支援出場の写真 火災原因調査の写真

救急隊の活動

 救急車には消防士が乗っているって知っていましたか?お医者さんが乗っていると思っている人も多いのではないでしょうか。
 救急隊は基本的に隊長、機関員(運転担当)、隊員の3名で活動を行います。出雲市消防本部には2022年現在69名の救急救命士(輸液や薬剤投与といった特定行為が認められている)がおり、すべての救急事案に最低1人の救急救命士が出場できるよう隊を編成しています。
 出雲市には5つの救急指定病院があり、全国的にも非常に恵まれた医療体制が整っています。また、緊急性が高い事案には島根県ドクターヘリや島根大学医学部附属病院の外傷ドクターカーを要請し、医師が早期治療開始できるよう連携しています。

救急隊の活動の写真1 救急隊の活動の写真2
救急隊の活動の写真3 救急隊の活動の写真4 救急隊の活動の写真5

救助隊の活動

 救助隊とは火災や事故などで逃げ遅れたり動けなくなった人(要救助者)を助ける部隊のことです。出雲市消防本部には出雲消防署と斐川消防署にそれぞれ1台の救助工作車があり、中でも出雲消防署の救助工作車には特別な訓練等を受け指定された高度救助隊が乗っています。どんな災害現場でも目立つオレンジ色の救助服が高度救助隊員の目印です。
  車両紹介 でも紹介しているとおり、多種多様な災害に対応するため、自身を守る装備や救助に用いる資器材も数多くあり、救助現場に応じた臨機応変な対応が求められる部隊です。

救助隊の写真1 救助隊の写真2 救助隊の写真3
消防救助技術訓練

救助技術の高度化に必要な基本的要素を練磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うことを目的に毎年消防救助技術大会が開催されています。 出雲市消防本部からも毎年出場しており、優秀な成績を修めています。

消防救助技術訓練の写真

消防音楽隊

 出雲市消防音楽隊は、演奏による消防広報と防火防災意識の啓発、消防吏員の士気と情操の高揚を目的として、平成9年に結成されました。
 近年では消防吏員だけでなく、消防団員や市役所の職員も消防音楽隊の活動に加わっていただいています。

消防音楽隊の写真1 消防音楽隊の写真2

職員研修

 出雲市消防本部では、消防の任務遂行に必要な知識・技術を修得させ、複雑、多様化する災害等に迅速、的確に対応できるよう、島根県消防学校をはじめ、消防大学校や救急救命士養成所、各種講習団体が開催する研修や資格試験へ職員を派遣しています。

島根県消防学校(初任総合教育)

 新たに採用された消防吏員が基礎的な知識や技能、体力を身につけるため入校します。
 4月から11月までの約8か月間、全寮制の教育で島根県下9消防本部の新米消防士とともに絆を深める場でもあります。

島根県消防学校(初任総合教育)の写真1 島根県消防学校(初任総合教育)の写真2

お問い合わせ先

出雲市消防本部 消防総務課 
tel: 0853-21-2119